先延ばしにするとややこしくなるのが不動産の相続

父が亡くなり、母と妹の三人で暮らしている家と土地の名義をどうするかということになりました。
父の名義のままで住み続けることは可能だと葬儀社の人に聞いたものの、やはりあとあとのことを考えると面倒になるということでした。
面倒なことのもっとも大きな要因は、法定相続人が増えることです。
父が亡くなった時点での法定相続人の一番は母であり、次いで嫁いだ姉、私、そして妹の順になります。
子供の場合、順番によって相続内容に不平等が生じるというわけではなく、遺産分割協議書を作成し、誰がどのように不動産を相続するかを決めます。
この遺産分割協議書には、預貯金などの動産も含めて記載しますので、法定相続人が妻と子供であれば、話は比較的スムーズに進みます。
ずっと父名義のまま住み続け、母が亡くなった時点で不動産の名義を変更するとなると、今度は法定相続人に子供である私たちだけでなく、父の兄弟姉妹と孫まで加わります。
父には父親の異なる妹がいるため、話がややこしくなるのは明白でしたので、すぐに遺産分割協議書の作成と手続きを司法書士に依頼し、速やかに相続を終えることにしました。

不動産売却をしてみた感想について

不動産売却はもちろん初めてのことで、どの程度が相場なのかということも分からなかったので、とりあえず複数の不動産会社に査定してもらうことにしました。
会社によって査定額には結構さがあるんだなということがわかり、びっくりしました。
その中でも査定額の計算の仕方や物件についてわかりやすくおしえてくれて、売却活動全般なども丁寧に説明してくれた会社を選びました。
仲介手数料が気になりましたが、納得できる金額でした。
地域の物件を多く扱っている会社なので、相場もしっかり把握していることもあって安心感もありました。
不動産売却となると、かなり時間がかかるのかなというイメージを持っていましたが、想像とは違い一ヶ月ほどで売却することができて、やはり良い不動産会社と、信頼できるスタッフの人に任せてよかったなと思いました。
大金が動くことなので、ドキドキしましたが不動産売却はどこに依頼するのかが大切だということを実感しました。